記念シンポジウム『「自然エネルギ−100%のおおさか」実現のために』

定期大会の特別企画として、中村毅氏(原発ゼロの会・大阪のエネルギー部会責任者)を講師に、シンポジウム『「自然エネルギ−100%のおおさか」実現のために』を開催しました。


テキストに「大阪府民エネルギー政策  “自然エネルギー100%のおおさか“への提言」(以下「提言」)を使用しました。「提言」は、原発ゼロの会・エネルギー部会が2017年から取り組んできた自然エネルギー連続講座や視察・見学会で学んだこと、全国フォーラムや大会、講演会などで学んだことをベースに、大阪でどんな取り組みが出来るか、あるいはどんな取り組みをすべきかといった視点でまとめてられています。


シンポジウムでは、なぜ「提言」を作ったのかから始まり、「目標や考え方」、自然エネルギーは不安定という意見への見解、個人や家庭・事業所・地域や行政区でできること、「自然エネルギー基本条例」策定など行政に求めることなどが紹介されました。


参加会員からは、ドイツを中心とした世界の自然エネルギー推進の状況報告や、シュタットベルケの高校との交流を進めている実践報告、大学2回生は福島の原発事故を知らないという衝撃的な報告、かつて大阪に存在した自然エネルギー推進資料館が大阪維新により閉館させられたなどの発言があり、原発ゼロと環境対策・自然エネルギー推進を両輪とした取り組みを、市民と共同で進めていくことが確認されました。

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