新年にふさわしく、新時代につながる「AI」をテーマにニューイヤーカフェを行います。
年の初めに気持ちも新たに交流と懇談の場として実施します。誘いあって参加しましょう。
AI技術の来し方・行く末を考える
―AIは私たちの生活社会にどのような影響もたらすのか―
話題提供：兵藤 友博（立命館大学経営学部 教授 科学社会学・経営学）
日時：2020年1月25日(土) 午後１時〜４時
場所：国労大阪会館
お茶代：500円
2045年にはAI（人工頭脳）が人間を超えるのではないかと、「シンギュラリティ（特異日」が語られています。はたしてAIは人間の能力をこえ、AIが社会の主人公となり仕事を奪われる時代が来るのでしょうか。この「疑念」を出発点にAI技術が登場するに到るまでの、自動制御を指向してきた技術の来し方・行く末を検討します。
たとえば、AIは一方では医療における画像診断でこれまで以上に的確な診断を実現し医療の新しい時代を拓きつつありますが、他方ではAIを搭載した自立型致死兵器システムなる物騒な兵器技術なども話題となっています。
当日は、これらの事例だけでなく様々な事例を取り上げ、AIとは何か、自動制御技術とその可能性、また労働の変容も含め生産現場・社会生活でのAI、等々、人間が創り出した技術の本質に立ち返りながら、その実相を技術進歩の道筋から見て、どう受けとめたらよいのか、どういう位置にあるか、検討します。
