第24回総合学術研究集会 in 大阪

新型コロナウイルス・気候危機下の科学と社会―脱炭素・脱原発・脱貧困を求めて―

1976年以来、隔年で開催されてきた日本科学者会議主催の総合学術研究集会(総学)は24回を迎え(24総学)、今年11~12月に大阪において開催します。メインテーマは「新型コロナウイルス・気候危機下の科学と社会―脱炭素・脱原発・脱貧困を求めて―」とします。全体会は大阪大学とオンラインのハイブリッド、分科会はオンラインまたはハイブリッドで行います。

参加費は無料。オンライン参加は事前申し込みが必要です。
参加申込方法などは日本科学者会議(JSA)の「第24回総合学術研究集会 in 大阪」をご覧ください。
分科会の詳しいプログラム、予稿集についてもご案内しています。

 

全体会は大阪大学で:
全体会(11月19日(土)、12月11日(日))は、大阪大学 豊中キャンパス 全学教育推進機構 DAICEL STUDIOで開催します。全体会では特別講演が行われます。オンライン参加もできますが、ぜひ会場においでください!アクセスマップ;https://www.celas.osaka-u.ac.jp/facilities/(マップ内の「実験棟」が会場です;阪急宝塚線「石橋阪大前」より徒歩15分)

 

幅広いテーマをもつ24総学の全体会・分科会の概要とスケジュールを下でご覧いただき、ぜひ参加登録をしてください。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら


*参加費無料ですが、開催にはサーキュラー発行、Zoom契約、運営アルバイト等のための経費を要しており、寄付(一口 1,000 円)にご協力いただけると幸いです


 日程表テーマ別一覧はこちら↓

11/19

(土)

分科会 A1

9:30

~12:00

国際社会における平和と人権~ウクライナ侵攻 が突きつける国際問題研究の新たな課題
全体会

13:00

~15:30

特別報告①下田 正(大阪大学名誉教授)

「戦争と平和―核兵器の開発の歴史を中心に」

15:45

~18:15

特別報告② 中川敬介(岐阜大学応用生物科学部准教授)

「コロナウイルスと One Health」

11/20

(日)

分科会 B3

9:30

~12:00

脱原発への課題と展望
分科会 B8

9:30

~18:15

リニア中央新幹線問題の検討と運動・経験交流(part6)

11/21

(月)
分科会 G4 15:10~ 高校生と一緒に考える大阪の未来  【会場が変わりました】阪大箕面キャンパスの318講義室から4階中講義室に変更しました。プログラムを追加しました。

11/22

(火)
分科会 C3

16:50

~18:20

オセアニア海洋文化とモンゴル遊牧文化から SDGs を考える①

太平洋の核軍事化と先住民共同体―キリバ ス共和国クリスマス島を中心にー

11/23

祝日

分科会 C1

9:30

~12:00

新型コロナウイルス感染症をめぐる現状と課題
分科会 E3

9:30

~12:00
持続可能な高等教育を考える
分科会 B1

13:00

~18:15
気候危機に立ち向かう-自然エネルギーと省エネの 社会に向けて
分科会 D3

13:00

~18:15
科学技術サロン―日本の科学・技術の現状とロマンを語る(part15)
分科会 G5 19:00~ モンゴルにおける言葉と文化の21世紀

11/25

(金)

分科会 A4

16:50

~18:20

ロシアのウクライナ軍事侵攻―2022年【日程が変わりました】

11/26

(土)

分科会 F3

9:30

~12:00

学校における学びの保障を考える
分科会 D2

13:00

~18:15
科学技術の現状批判 ―日本の科学・技術の健全な発 展のための課題 (part 14)

11/27

(日)

分科会 B9

9:30

~12:00

災害分科会
分科会 C4

9:30

~15:30

労働者の権利擁護と全国一律の最低賃金の大幅引上げ
分科会 B2

13:00

~15:30

再生可能エネルギーと健康・環境影響
分科会 B6

13:00

~18:15

公害・環境問題の現在

11/28

(月)

分科会 B5

16:50

~18:20

避難の権利―原発訴訟 2022年

11/29

(火)

分科会 C3

16:50

~18:20

オセアニア海洋文化とモンゴル遊牧文化から SDGs を考える②

豊かなゴビは遊牧社会の持続可能な発展の拠点であるーなぜ、ゴビ地域に核関連施設を設置するのか 【オンラインのみで実施することになりました。11/9】

12/3

(土)

 
分科会 D1

9:30

~12:00

自然科学の進展を俯瞰する
分科会 G6

9:30

~12:00

転換期における抵抗運動の論理
分科会 C2

13:00

~15:30

日本の食と農を考える
分科会 G3

13:00

~15:30

市民と科学者を結ぶ雑誌『日本の科学者』の歴史的役 割と展望
分科会 A3

15:45

~18:15

「ウクライナ侵略戦争」が起きて――改憲阻止 の闘い方と戦争廃絶の方策を語ろう
分科会 E2

15:45

~18:15

いま改めて研究者の権利・地位と倫理を考える

12/4

(日)

分科会 E1

9:30

~12:00

経済安保法と国際卓越研究大学法は、学問の自由と大学の自治に何をもたらすのか
分科会 B7

13:00

~18:15

大阪から公害をなくす会50年の取り組みから

分科会 F1

13:00

~15:30

社会的ひきこもり・不登校
分科会 F2

15:45

~18:15

社会的ひきこもり・不登校を語る (当事者、経験者歓迎)

12/10

(土)

分科会 F4

9:30

~12:00

現在の情勢をジェンダー視点から考える
分科会 D4

13:00

~18:15

加速する科学・技術の進展とその社会実装について考える
分科会 G1

13:00

~15:30

アメリカの現状と今後を考える

12/11

(日)

分科会 A2

9:30

~15:30

戦争と平和をめぐる科学者の社会的責任、市民との共同
全大会

15:45

~18:15

特別報告③ 浅岡美恵(京都弁護士)

「気候危機と人権」

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全体会〈特別報告〉

 

全体会1.戦争と平和―核兵器の開発の歴史を中心に
全体会2.コロナウイルスと One Health
全体会3.気候危機と人権-気候危機を回避するために

 

分科会

 

A 戦争のない平和な時代を拓く
【A1】国際社会における平和と人権~ウクライナ侵攻が突きつける国際問題研究の新たな課題

【A2】戦争と平和をめぐる科学者の社会的責任、市民との共同
【A3】「ウクライナ侵略戦争」が起きて―改憲阻止の闘い方と戦争廃絶の方策を語ろう
【A4】ロシアのウクライナ軍事侵攻―2022年

B 地球環境の危機的状況の克服、原発問題の解決、防災・減災、災害復興
【B1】気候危機に立ち向かう―自然エネルギーと省エネの社会に向けて

【B2】再生可能エネルギーと健康・環境影響
【B3】脱原発への課題と展望
【B5】避難の権利―原発訴訟2022年
【B6】公害・環境問題の現在
【B7】大阪での公害・環境問題に取り組んできて
【B8】リニア中央新幹線問題の検討と運動・経験交流(part6)

【B9】 災害分科会

C 人間らしい労働、暮らしを守る経済、地域社会の再生
【C1】新型コロナウイルス感染症をめぐる現状と課題
【C2】日本の食と農を考える
【C3】オセアニア海洋文化とモンゴル遊牧文化からSDGsを考える

【C4】労働者の権利擁護と全国一律の最低賃金の大幅引上げ

 

D 科学・技術の現状批判と課題
【D1】自然科学の進展を俯瞰する
【D2】科学技術の現状批判 ―日本の科学・技術の健全な発展のための課題 (part14 )

【D3】科学技術サロン―日本の科学・技術の現状とロマンを語る(part15)
【D4】加速する科学・技術の進展とその社会実装について考える

E 学術研究体制の危機と大学・研究機関、研究者の権利・社会的責任
【E1】経済安保法と国際卓越研究大学法は、学問の自由と大学の自治に何をもたらすのか

【E2】いま改めて研究者の権利・地位と倫理を考える
【E3】持続可能な高等教育を考える

F 個人の尊厳、ジェンダー平等、多様性の尊重
【F1】社会的ひきこもり・不登校
【F2】社会的ひきこもり・不登校を語る(当事者、経験者歓迎)

【F3】学校における学びの保障を考える
【F4】現在の情勢をジェンダー視点から考える

G 市民社会、その他
【G1】アメリカの現状と今後を考える
【G3】市民と科学者を結ぶ雑誌『日本の科学者』の歴史的役割と展望

【G4】高校生と一緒に考える大阪の未来
【G5】モンゴルにおける言葉と文化の21世紀
【G6】転換期における抵抗運動の論理

 


全体会〈特別報告〉

@大阪大学 豊中キャンパス 全学教育推進機構 DAICEL STUDIO

アクセスマップ;https://www.celas.osaka-u.ac.jp/facilities/(マップ内の「実験棟」が会場です)

阪急宝塚線「石橋阪大前」より徒歩約15分

 

全体会1.11月19日 (土) 13:30~15:00
戦争と平和―核兵器の開発の歴史を中心に
下田 正(大阪大学名誉教授)
MRIという言葉が日常的に聞かれるが、正しくはNMRI(Nuclear Magnetic Resonance Imaging:核磁気共鳴画像法)である。このような「核」という言葉を使わないようにしようとする風潮は、日本ではことさら顕著であるが、これでは核エネルギーや核兵器を理解しようとする意識が育ちにくい。小型で「使いやすい」核兵器が身近に大量に存在する今、「核抑止力」は意味をなさず、核戦争の危機はかつてないほど高まっている。本報告では、核エネルギーとは何かを基本から解説し、核兵器の仕組みと開発の歴史の概説を通じて、核兵器廃絶への決意を共有したい。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

全体会2.11月19日 (土) 15:15~16:45
コロナウイルスと One Health
中川敬介(岐阜大学応用生物科学部共同獣医学科准教授)
COVID-19のパンデミックにより、コロナウイルスはヒトに悪さする病原体として認識されるようになったと思います。一方で、コロナウイルスは動物に感染症を引き起こす病原体として、古くから知られていました。本講演では、新型コロナウイルスを含めたコロナウイルスのヒトと動物との関わりをご紹介しようと思います。それを通じて、ヒトと動物の健康がいかに密接に関わっているか(One Health の考え方)を情報共有できたらと思います。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

全体会3.12月11日 (日) 15:45~17:15
気候危機と人権-気候危機を回避するために
浅岡美恵(気候ネットワーク代表・弁護士)
スモン、水俣病など公害訴訟に参加。1996 年から気候変動問題に取組む。国際社会はパリ協定下で気温上昇を 1.5°Cに抑える努力を追求するとするも、既に 1.1°C上昇。気候危機は現実となっているが、世界の排出量はなお増加している。市民が政府や事業者に排出削減を求めて提訴し、世界では司法も危険な気候変動を人権侵害と認め、排出削減を迫っている。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

 

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分科会 A 〈戦争のない平和な時代を拓く〉

 

【A1】

国際社会における平和と人権~ウクライナ侵攻が突きつける国際問題研究の新たな課題
11月19日 9:30~12:00
2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻は重大事件だが、既成概念や理論に問い直しが迫られているのは、国際問題研究でも例外でない。JSA国際部では、「人権」や「紛争マネジメント」をキーワードに、会員諸氏とともに研究・討論ができる場を設けられないかと考えた。具体的には、次のようなテーマで報告・討論を行う。
・地域研究:ロシア・ウクライナ地域の地政学・戦争および平和研究:戦時下でも守られるべき準則
・人権保障:難民および人道支援の諸問題
・平和倫理:パワーポリティクスと道義

→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

【A2】

戦争と平和をめぐる科学者の社会的責任、市民との共同
12月11日 9:30~12:00, 13:00~15:30
「戦争と平和」が日本社会の未来の大きな焦点になっている。政府与党は、ウクライナ問題をも理由に、自衛隊が米軍と一体となって先制攻撃をも行う国家防衛戦略を打ち 出している。安保法制、国家機密法、土地規制法、経済安全保障推進法を次々制定し、防衛費を劇的に増額し、たとえば、宇宙防衛に年2千億円をつぎ込む構想である。これに科学者・技術者、大学人、研究機関を動員し、日本の学術研究体制の軍事化を推進している。非核三原則の否定も公然と打ち出している。こうした軍事化の地域的な現れが沖縄から琉球列島全 体そして九州へと拡張している米軍・自衛隊基地問題であり、台湾有事に米軍と自衛隊が軍事介入するとして中国と対峙する日米共同作戦の問題である。この状況の総合的な批判的検討をはかり、市民とともに押し返す科学者の活動が期待される。「ウクライナ侵略戦争」「辺野古など琉球列島・九州の基地問題と安全保障、地方自治」「領土問題」「変貌する自衛隊・ 米軍と平和運動」「核抑止・核戦争か核兵器禁止か」「広島・長崎・ビキニ被ばく」「学術研究体制の軍事動員」「戦争する国づくり、先制攻撃能力」そして「9条改憲の問題」といった個別の課題に取り組む方々がここに集って、認識と運動を総合化させる場としたい。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

【A3】

「ウクライナ侵略戦争」が起きて――改憲阻止の闘い方と戦争廃絶の方策を語ろう
12月3日 15:45~18:15, 18:30~20:00
ロシア連邦のプーチン政権による「ウクライナ侵略戦争」の実行(2022年2月24日)は、世界中の人々に大きな衝撃を与え、人類に、新型コロナウイルス・パンデミックを終息させる課題と並んで、戦争を廃絶する方策を考える課題を与えた。しかし、日本国では、新型コロナウイルス・日本パンデミックと「ウクライナ侵略戦争」を利用して、改憲による 「戦争国家」作りの議論が台頭し、日本国憲法を「明文改憲」(自衛隊の明記・緊急事態条項創設など)と「解釈改憲」(核共有・敵基地攻撃能力・大軍拡などの容認)で廃棄しようとする運動が強まっている。そこで、改憲阻止の闘い方と戦争廃絶の方策を、みなさんと語り合いたいと考えている。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

【A4】

ロシアのウクライナ軍事侵攻―2022年

11月25日(金)16:50~18:20【日程が変わりました】
ロシアのウクライナ軍事侵攻について、5月に平和のための集中講義を下記のとおり、大阪大学が開催した。1.藤本和貴夫、伊賀上菜穂:ロシア研究者から見たロシアのウクライナ軍事侵攻、2.北泊謙太郎:戦争正当化の「論理」と実態―近代日本と現代ロシアの比較からー、3.木戸衛一:「自由と民主主義」の二重基準、4.長野八久:科学を戦争の道具とさせないために、5.今岡良子:ウクライナ軍事侵攻に翻弄される人々
大阪大学で5月に行なった平和のための集中講義の動画を事前に動画配信する。

追加 11/25 は、藤本和貴夫「ロシアのウクライナ軍事侵攻ー2022年」の報告の後、

この授業を履修する学生、市民、JSA会員でグループに分かれてディスカッションを行う。

追加【会場情報】

大阪大学(豊中キャンパス)国際公共政策研究科棟2階講義シアター 

https://osksn2.hep.sci.osaka-u.ac.jp/images/Access/Toyonaka_Campus_Map.pdf

この地図の6番が国際公共政策研究科棟


最新情報は、JSA大阪支部から以下のソースでお知らせします。
twitter https://twitter.com/JSAosaka
facebook https://www.facebook.com/jsaosk
ホームページ https://jsaosaka.jimdofree.com/

 → 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

 

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分科会 B 〈地球環境の危機的状況の克服、原発問題の解決、防災・減災、災害復興〉

 

【B1】
気候危機に立ち向かう-自然エネルギーと省エネの社会に向けて
11月23日 13:00~18:30
気候危機は待ったなしである。IPCCの新報告では、気候変動の悪影響を小さく抑える気温上昇1.5度抑制には世界のCO2排出量を2030年に2019年比約半減、2050年頃排出ゼロが必要、先進国日本は2030年にもっと大きな削減が必要である。原発はさらにリスクが明らかになり、また新技術依存ではこの10年の対策に間に合わない。石炭をまず減らし省エネ・再エネ抜本強化の必要がある。対策、対策ロードマップおよび対策を進める政策 などの課題を整理し、方針を研究することを目的として分科会を立ち上げる。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

【B2】
再生可能エネルギーと健康・環境影響
11月27日 13:00~15:30
地球温暖化を防ぐため、大規模な風力発電や太陽光発電の導入が各地で進んでい るが、風車から発生する超低周波音・低周波音・騒音による、睡眠障害などの健康影響が報 告され、太陽光発電所の設置に伴う大規模な森林破壊によって、土石流の発生も懸念されている。そのため、景観破壊や健康被害を懸念する地域住民による反対運動が頻発している。これらの状況を含めて、再生可能エネルギー導入によって健康や環境にどのような影響が発 生しうるのか、また、地域住民との合意形成や情報公開のあり方などを検討する。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

【B3】
脱原発への課題と展望
11月20日 9:30~12:00
福島第一原発事故から11年を経過するが、新規制基準に合格しても重大事故の可能性を残していながら原発の再稼動が進められている。しかし、科学的検討や避難計画不備などを理由とする国民の批判も強く、脱原発に向かう機運も高まっている。脱原発へ向けた課題と展望を幅広い観点で討論する。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

【B5】
避難の権利―原発訴訟2022年
11 月 28 日 16:50~18:20
ロシアによるウクライナ軍事侵攻は、戦時の原発の存在と危険性を改めて見せつけ、また、故郷を追われる数百万の市民を生み出した。今一度、福島原発の問題に立ち返って、大阪に避難し、訴訟闘争の活動を続けている市民と共に考える。森松明希子さんは、福島県郡山市在住中に東日本大震災に被災。当時3歳1か月と0歳5か月の2児を連れて1か月の避難所暮らしを経て、2011年5月から大阪市へ母子避難。大阪府の被災者雇用創出制度を活用し、大阪市北区社会福祉協議会に臨時派遣職員として勤務。「東日本大震災県外避難者西日本連絡会まるっと西日本」共同世話人、「避難・移住・帰還の権利ネットワーク」メンバー。原発賠償関西訴訟原告団代表。これまでの森松明希子さんの活動をわかりやすくまとめた動画を事前に配信する。当日オンラインで、登壇者のリレー形式の報告と討論を行う。
報告者 森松明希子さん他 報告者がプレゼンテーションをし、この授業を履修する3年生以上の学生と院生(留学生)、 市民、JSA 会員でディスカッションを行う。

最新情報は、JSA大阪支部から以下のソースでお知らせします。
twitter https://twitter.com/JSAosaka
facebook https://www.facebook.com/jsaosk
ホームページ https://jsaosaka.jimdofree.com/

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【B6】
公害・環境問題の現在
11月27日 13:00~15:30, 15:45~18:15
本分科会は、各報告を通じて、国内外の公害・環境問題についての、自然科学的・ 社会科学的な現状報告を行うことで、今後、日本科学者会議として取り組むべき課題を提示 することを目的に設置する。各地域での公害・環境問題の現状と課題を討論する。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

【B7】
大阪での公害・環境問題に取り組んできて
12月4日 13:00~15:30
大阪での公害と環境問題の取り組みを考える。特に大阪から公害をなくす会が 50 年 を超える取り組みを継続している。大阪支部も同じく 50 年を超える活動し、その中の重要な柱に 「科学を市民の中に」という考えで、この公害と環境問題の分野において、科学者・専門家の果 たした役割や教訓について振り返り、それを若手に伝えて、今後のあり方を考える。各報告者に約30分から1時間程度の報告またはインタビューの録画を撮り、その中で多くの詳細資料を残し、事前または事後に視聴できるようにします。当日は、3人から簡単な報告を受け、その後の討論時間を多くし、参加者からも多くの発言を得て本課題を深めたい。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

【B8】
リニア中央新幹線問題の検討と運動・経験交流(part6)
11月20日 9:30~12:00, 13:00~17:40
日本科学者会議は「リニア中央新幹線計画の撤回・中止を求める声明」(2014. 7.15)において、リニア計画に関する態度を旗幟鮮明にし、あわせて地域住民の具体的要求 の解決を最優先とし、計画の撤回・中止への発展を展望し、地域と連帯した諸活動を追求してきた。この間、山梨県南アルプス市、東京太田区、静岡県内区間のトンネル工事差し止め 訴訟が相次ぎ、東京外環道工事での道路陥没被害、熱海の土石流災害の発生、2021年6月静岡県知事選挙での「リニアより水を」を掲げた川勝氏の圧勝など、リニア新幹線工事計画環 境は大きな変化が生じ、朝日新聞社が「JR 東海と国交省はいったん立ち止まって事業の是非 を再検討し、地元と真摯に対話すること」(社説2021.7.5)と主張するなど、メディアでも リニア計画への疑問視が次第に広がっている。地域と連帯した諸運動が「計画の撤回と中止」を求める運動に大きく合流する研究集会にしたい。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

【B9】
災害分科会
11月19日 9:30~12:00
地震活動期のなか、温暖化による異常気象が相次いで起きている。23総学では「南海トラフ巨大地震への備え」と題した分科会を設置したが、引き続き南海トラフ巨大地震、首都圏直下地震および異常気象に伴う災害を取り上げ、減災の取り組み、さらに災害論について議論したい(内容が多岐にわたるので、研究集会までに、焦点を絞り込みたい)。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

 

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分科会 C 〈人間らしい労働、暮らしを守る経済、地域社会の再生〉

 

【C1】
新型コロナウイルス感染症をめぐる現状と課題
11月23日 9:30~12:00
新型コロナウイルス感染症は人類史に残る災禍をもたらしている。発生から2年以上経った現在においても、収束には至っておらず、一般市民の生活も種々の制限を受けた ままである。本分科会では、新型コロナウイルス感染症に関連する医学・生物学的研究はも ちろん、工学、教育学、経済学、社会学など多様な学問分野からの研究報告を行い、新型コ ロナウイルス感染症をめぐる現状と課題を明らかにしたい。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

【C2】
日本の食と農を考える
12月3日 13:00~15:30
異常気象やウクライナの問題などもあり、日本も食糧危機に直面しつつある。戦 後のアメリカ国益最優先の政策により大きく歪められてきた我が国の食と農は、国民の生活や健康に悪影響を今も及ぼし、食料安全保障がこれまでになく問われている。こうした中において国民の目線で日本の食と農の在り方を考える。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

【C3】【変更あり】
オセアニア海洋文化とモンゴル遊牧文化からSDGs を考える
11月22日(火)、11月29日(火)16:50~18:20
小杉世(大阪大学人文学研究科)は、太平洋の核軍事化と先住民共同体―キリバ ス共和国クリスマス島を中心にー、今岡良子は、豊かなゴビは遊牧社会の持続可能な発展の拠点であるーなぜ、ゴビ地域に核関連施設を設置するのかーをテーマに報告し、討論する。

平日の夜、1週目:小杉世、2週目:今岡良子が報告する。


11月22日「太平洋の核軍事化と先住民共同体―キリバス共和国クリスマス島を中心にー」

<【会場】大阪大学豊中キャンパス共通教育機構 講義A棟315教室

アクセス https://www.celas.osaka-u.ac.jp/facilities/>
11月29日「豊かなゴビは遊牧社会の持続可能な発展の拠点であるーなぜ、ゴビ地域に核関 連施設を設置するのかー」<Onlineのみで実施します>

報告者がプレゼンテーションをし、この授業を履修する学部1年生、市民、JSA会員でディスカッションを行う。

 

 

最新情報は、JSA大阪支部のこのサイトでお知らせします。
twitter https://twitter.com/JSAosaka
facebook https://www.facebook.com/jsaosk
ホームページ https://jsaosaka.jimdofree.com/

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【C4】

労働者の権利擁護と全国一律の最低賃金の大幅引き上げ
11月27日 第1部 9:30~12:00、第2部 13:00~15:30
新自由主義的経済運営の基本戦略として労働力の流動化政策が推進された結果、日本では2千万人の不安定雇用・低賃金の非正規雇用労働者が生み出され、その結果、正規雇用労働者も含めた名目平均賃金水準はこの20年低迷し続けている。先進国の中でも例を 見ない日本の国民経済の長期停滞は、大企業・グローバル企業が賃金を切り下げすぎた結果 である。全労連の聞き取り調査によれば若年の単身者の必要最低生計費は都市部・地方を問わず月額22万円~24万円水準である。長期的な国民経済の停滞だけでなく、地方から大都市部への若年労働者の流入による地方経済の衰退を打破するためにも、全国一律の最低賃金 の大幅引き上げが求められている。本分科会では、普通に働けば普通の生活ができる社会の 実現に向けて、本来の賃金水準はどうあるべきかを、研究者、労働者、市民が共同して議論を行う。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

 

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分科会 D 〈科学・技術の現状批判と課題〉

 

【D1】
自然科学の進展を俯瞰する
12月3日 9:30~11:50
自然科学の各分野で著しい進展がある一方、専門化が進んでいるため、科学者の間で必ずしもそれを共有しにくい状況があるのではないだろうか。専門の異なる研究者が集ま る日本科学者会議の特色を生かし、各分野での進展を研究者個人の視点で見つめ直し、それを交流することで自然科学の潮流をつかむことを目標にする。分科会では、3人の全く専門 の異なる講師からそれぞれの分野での顕著な進展とその特徴や背景を報告してもらい、参加者にも各分野が激変し、それが今後の研究活動にどう影響していくのか、という課題も議論したいと考えている。気楽に参加いただき、活発に質疑応答・討論いただくことを期待している。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

【D2】
科学技術の現状批判 ―日本の科学・技術の健全な発展のための課題 part14 ―
11月26日 13:00~17:00
日本の社会や企業における科学・技術の現状は、多くの重大な問題点を内在してい る。地球規模では、気候危機やプラスチック汚染及び有害化学物質等の環境汚染への対応は 先進国の中で大幅に遅れ、一部では逆行の姿勢ですらある。また、衰退産業とも言われる原 発も、延命と維持に固執し、再エネ推進でも抑制的と言わざるを得ない。医療体制(研究を 含む)弱体化と公衆衛生の後退の中、「科学的知見を無視」した政策で、この間のコロナ・パンデミックでは多くの悲劇的状況なども見られた。「デジタル化」でも、この危機に乗じて「個人情報保護」のないまま一気にすすめつつある。日本を代表する大企業での品質偽装・ 技術面の不祥事も多発している。これら現社会の内在する諸問題を「見える化」させるために調査し、さまざまな角度・視点から科学技術の現状批判と交流を深めたい。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

【D3】
科学技術サロン―日本の科学・技術の現状とロマンを語る part15―
11月23日 13:00~16:30
ロシアによる国連憲章違反、国際人道法違反のウクライナ侵略という世界の危機的状況に乗じて、自公政権は、「敵基地攻撃能力」の保持や「核共有」、憲法9条改憲などを声高に主張し、さらに今年5月「経済安全保障法」を成立させて、仮想敵を前提とした安 全保障戦略に企業活動や研究開発を組み込もうとしており、研究開発の軍事化、民間企業や大学等への監視や介入が危惧されている。すでに国内では新型コロナパンデミックのもとで日本社会の諸矛盾、歴代自公政権の失政があらわになっている。こうした今、国民は研究者 何を求めているのだろうか。パンデミックによる当面の痛苦の軽減と安寧な生活への方途を科学的知識に基づいて共に求めることであり、また「軍事対軍事」の破滅への道ではなく、日本国憲法に基軸を置いた科学の正しい発展の追求であり、そのための民衆と科学者・研究者の連帯でなければならない。個々の問題で意見の相違が生じようとも、リスペクトをもって率直な意見交換を行う。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

【D4】
加速する科学・技術の進展とその社会実装について考える
12月10日 13:00~18:15
この分科会では、●地球温暖化・気候危機に対応する「科学・技術」として原発の利用(小型反応炉などの技術開発・実用化)を唱える声、●商業目的の安易な遺伝子操作技術(とりわけ近年注目されているゲノム編集技術)を利用した商業目的の拙速とも思われる遺伝子改変生物の作成に学官民を巻き込んだ取り組み、●保険適用が始まった「人工生殖(不妊治療)」・先端生殖関連医療技術(着床前遺伝診断等)の抱える問題、●DX、AI、5Gというコンピュータ・情報関連技術を軍事利用する動きの加速、また、教育の場を始め私たちの生活の場にそれを安易に取り入れようとする動き等、先端技術の社会実装に於ける問題点を考えると同時に、●IPCCによるコンピュータシュミュレーション技術の進展を活用しての地球環境問題への問題提起と行動指針の提示、●遺伝子操作技術の進展を利用した迅速なワクチン開発、 ●太陽光・風力・地熱発電などのいわゆる再生可能エネルギーの利用技術の進展等の、先端技術の社会実装・活用をどう地球上の人類を含む生命の共生の維持に活用するかという問題を考えたい。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

 

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分科会 E 〈学術研究体制の危機と大学・研究機関、研究者の権利・社会的責任〉

 
【E1】
経済安保法と国際卓越研究大学法は、学問の自由と大学の自治に何をもたらすのか
12月4日 9:30~12:00
2022年5月、学問の自由と大学の自治に重大な影響を及ぼす二つの法律が、十分な注目も集めぬままに成立してしまった。経済安保法と国際卓越研究大学法である。2020 年 10 月の日本学術会議会員任命拒否には各界から大きな抗議の声が上がったが、両法はその延長上に学問の自由と大学の自治を破壊に導くものであるにもかかわらず、反対の動きが低調だったことは否めない。これらの法律の問題点は何なのか、法律が成立してしまった今、必要な取り組みは何なのかを考えたい。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

【E2】
いま、改めて研究者の権利・地位と倫理を考える
12月3日 15:45~18:15
22総学と23総学では、約40年ぶりに全面改定された「科学及び科学研究者に関 する勧告」(2017)を紹介し、国際的な基準として示された研究者の権利・地位、倫理を我が国の現状と対比して問いかけるとともに、今日的課題である研究倫理、研究不正などの問 題を探った。24総学では、さらにこれらの課題を深めるとともに、学問研究の自由・研究者の権利・倫理、研究不正とその原因・防止対策などについて掘り下げたい。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

【E3】
持続可能な高等教育を考える
11月23日 9:30~12:00
現在、日本の高等教育は複雑で多様な問題を抱えている。コロナ禍の影響はもち ろんだが、高学費による教育機会の剥奪、非正規雇用者への差別、企業のイノベーション促進への研究教育の動員、軍事研究の促進、大学の営利企業化、学術会議会員の任命拒否問題 等々である。政府は法律を改正して自治権を制約し、高等教育機関への介入をいっそう強めているが、これらは多数の市民要求に反し、高等教育を崩壊させるものである。当分科会では持続可能性をテーマに参加者全員で日本の高等教育のあるべき姿と展望を語り合いたい。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

 

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分科会 F 〈個人の尊厳、ジェンダー平等、多様性の尊重〉

 
【F1】
社会的ひきこもり・不登校
12月4日 13:00~15:30
2019年公表の内閣府の調査によると、全国で「ひきこもり」の状態にある中高年 (40〜64歳)が613,000人と推計され、15〜39歳の541,000人を合わせると100万人を超える。ゼロトレランスや「成果主義」の中、学校生活に疲弊をし、数字に表れていないが、潜在的にいる学校に毎日通うことが難しい(欠席数が年間 30 日未満)児童生徒や、外出はしているが、人とかかわっていくことに自信がない,難しいという課題を抱えていたり、PDCAサイクルという一元化された作業効率に合わないなど、山積する若者の生きにくさ、社 会的参加の難しさを体現している。ひきこもりの就労の保障、あるいは就労自立に向けた財 政的な支援を行うことで、経済界に大きな影響を与えることは明らかである。作業効率や社 会の当たり前を疑うことから、発達と社会の関係を考えあいたい。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

【F2】
社会的ひきこもり・不登校を語る(当事者、経験者歓迎)
12月4日 15:45~18:15
日本科学者会議京都支部の第1回市民講座(2021年11月7日)には、初めて、ひきこもりの家族やひきこもりの経験者も含んだ学習会が実現した。家庭内の課題として,社会から目を向けられない支援を必要としている弱者の声を拾い、問題を明らかにしていこ うとした学習会は先駆的で実践的であった。そのことがきっかけで,JSAの会員の方からも「実は子どもが(孫が、自身が)ひきこもっている(ひきこもっていた)」と数々の声を 聴くことできた。しかし、ひきこもる人たちの実態の把握は進まない、専門的に学び、研究すること以上に家族や当事者から学ぶべきことが多い。そこで本分科会では、当事者、家族 に中心的にご参加をいただき、フリーに現状や思いなどを話し、考えあう時間を持ちたい。匿名での参加も可とする。お互いの今の困り感など共有をし、当事者による今後の展望を考えあう。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

【F3】

学校における学びの保障を考える
11月26日 9:30~12:00
不登校・登校拒否の子どもの数は減少の兆しがない.学校での集団づくりは同調 圧力ではないか、学校では学力は身につかないなど学校への社会からの目は厳しい。学校長 のトップダウンの下、成果主義の学校の中で、教員は、学校は子どもにとって楽しい場所で あって欲しい、育ち合う関係がつくりたいと砦を守っている。教育学は社会科学で、「こうすればこうなる」という法則性や規則性がなく「科学的」に証明ができるものではない。教育は何をもって成果と言い、どの段階の変化を成功とみなせばいいのかがわかりにくい部分も大きい。未来予測が困難なVUCAの時代の学びについて考えあう。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

【F4】
現在の情勢をジェンダー視点から考える
12月10日 9:30~12:00 <日程が間違っておりました>
昨今,世界や日本をとりまく情勢は急激に変化している。たとえば、世界ではロシアのウクライナ侵攻が行われ、国際情勢が不安定になるとともに女性や子どもなどの弱者 が戦争被害に遭っている。日本に目を向けると、コロナ禍もまだ出口の見えない状況の中、円安が進み、先の生活に不安を覚える状況である。大学情勢に目を向ければ、10兆円ファンドが設置され、国際卓越研究大学制度が始まる中、ますます大学自治を破壊する大学ガバナンスが押し進められようとしている。この分科会では、このようなさまざまな情勢をジェンダー視点から捉え直して討論を行いたい。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

 

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分科会 G 〈市民社会その他〉

 
【G1】
アメリカの現状と今後を考える
12月10日 13:00~15:30
ウクライナ紛争の行方は現在でも見通せない。アメリカ国内ではインフレとポピ ュリズムの台頭という大きな課題に見舞われている。11 月の中間選挙の結果によっては、アメリカが大きく変わる可能性がある。この分科会では、中間選挙の結果を検討し、アメリカの現状、日本への影響などを考える。また来年は、1973 年のチリ・クーデターから半世紀を迎える。アメリカの対外関係の特徴を歴史的に捉えるためにも、この事件は今日なお教訓的であるので、この問題を検討する。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

【G3】
市民と科学者を結ぶ雑誌『日本の科学者』の歴史的役割と展望
12月3日 13:00~15:30
前半において、編集委員会から『日本の科学者』の現状について報告し、分科会主題に沿った討論を行う。後半において、直近号掲載論文の執筆者をゲストに迎えて、読者会を行う。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

【G4】【追加情報あり】
高校生と一緒に考える大阪の未来
11月21日 15:10~16:40
豊中高校能勢分校の生徒さんたちは、能勢町が帰ってきたい町になるよう、ドイツに行って、シュタットベルケの実態調査をしたり、再生可能エネルギーの調査をしたり、豊中の市民と学習会を重ねたり、さまざまな取り組みをしている。一方で、大阪府市は、博打業を経済回復の起爆剤とするため、人工島の再開発を推進しているが、大阪の最北端で、過疎の認定を受けた能勢町では、地に足をつけた地域づくりの取り組みを高校生が実践している。高校生が実現したい未来に、科学者がどう貢献できるか、意見交換する。 報告者がプレゼンテーションをし、この授業を履修する院生(留学生)、市民、JSA会員でディスカッションを行う。

追加 【会場】大阪大学箕面キャンパス4階中講義室 

アクセス

https://www1.lang.osaka-u.ac.jp/access.html

 

追加 プログラム

高校生が入室できるのは、時間割の都合上、15:40からになります。

15:10 zoom参加者入室

15:20 動画視聴(能勢分校生徒、「ドイツのシュタットベルケに学美、能勢町に活かす」)

15:40 発表「E-bikeプロジェクト 〜めざせ!ZEROカーボンスクール〜」

15:50 フリートーク

16:30 まとめ

16:40 撤収 次の授業が始まるので、ここで終了します。

 

11 月1日以降、事前資料や動画の配信を行います。

最新情報は、JSA大阪支部のこのサイトでお知らせします。
twitter https://twitter.com/JSAosaka
facebook https://www.facebook.com/jsaosk
ホームページ https://jsaosaka.jimdofree.com/

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【G5】【情報更新!】

モンゴルにおける言葉と文化の21世紀
11月23日 19:00~21:00
中国領内モンゴル自治区では、双語教育という呼び方で、漢語教育を重視するようになっている。一方、モンゴル国では、2025年から現在の公用文字キリルモンゴル文字(ロシアのキリル文字)に加えて、13世紀以来の伝統的なモンゴル文字(縦文字)を併記するため、音声入力によって、キリルモンゴル文字と伝統的なモンゴル文字の両方を表示することに成功した。モンゴルにおける言葉と文化の21世紀について議論する。

 最初に、モンゴル文字で名前を書くワークショップ、次に、モンゴル文字書道の紹介、報告としては、モンゴル国と中国領モンゴルにおけるモンゴル文字事情について

 

19:05〜19:35 チョモルログ(大阪大学人文科学研究科博士前期1年)︰モンゴル文字の仕組みの紹介と参加者が自分の名前をモンゴル文字で書くワークショップ 

19:35〜19:50 Aryuna Batuarbin(ノタック代表(東京神保町の民間語学教室) モンゴル語教師):日本におけるモンゴル文字教室とモンゴル書道の実践報告

19:50〜20:25 M.Bayarsaikhan (大阪大学人文学研究科 准教授、モンゴル国立大学モンゴル言語文化学科教授):モンゴル国におけるモンゴル文字事情(仮題)

20:25〜20:55 内田敦之(大阪大学外国語学部非常勤講師)︰中国領内モンゴルにおけるモンゴル文字事情(仮題)

 

最新情報は、JSA大阪支部のこのサイトでお知らせします。
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【G6】

転換期における抵抗運動の論理
12月3日 9:30~12:00
現在、世界と日本は戦後成長体制の行き詰まり、グローバリズムの頓挫、ポスト冷戦型国際協調体制の崩壊など重大な岐路にさしかかっている。先行き不透明な時代を見通すうえで、歴史を振り返ることの意義は大きい。本分科会では、第1報告「19世紀社会主義 の貧困救済の思想」として、資本主義初期の変革運動における経済と哲学の関連を検討する。第2報告は「中世共同体の変容と一揆の形成」と題し、伊賀国黒田荘の事例分析をつうじて、 民衆抵抗運動の論理構造を明らかにする。→ 参加登録・詳しいプログラム(3rd Circular)はこちら

 

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